わがままボディー

二、三年前に着れていた服がパツパツ、又は入らない。

煙草をやめた影響なのか、それとも加齢により代謝が落ちてきたせいなのか。理由はよく分からない。飲む量も食べる量も、感覚的にはそれほど変わっていないはずなのに、気づけば体が全体的にだらんとしてきた。鏡に映る自分が、少しだけ他人行儀である。

新年といえば、ダイエットや運動を決意する人が一気に増える季節ではないだろうか。御多分に漏れず、私もその一人。意思の弱さには定評があるが、今年は「やると言ったらやる(予定)」でいきたい。

先週、昨年から凍結していたジムのメンバーアカウントの凍結を解除した。これで24時間いつでもウェイトトレーニングが可能になった。さらに、何を思ったか、縄跳びも購入。しかもワイヤー製。軽快さと引き換えに、ミスしてどこかに当ててしまうとめちゃめちゃ痛いタイプのやつだ。

このモチベーション、いつまで保ち続けることができるのだろうか。。

2026 DRY JANUARY初日:雪と映画と我慢の記録

元旦の午前3時。
昨年末のように酒に飲まれることはなかった。寝覚めは悪くない。外は一面の雪景色。寒い。

これまで幾度となく日本とアメリカを往復してきたが、いわゆる時差ボケに悩まされた記憶はほとんどない。だが今回は違う。年末に日本から帰国して以降、妙な時間に強烈な眠気に襲われ、また妙な時間に目が覚める。そんな状態が続いている。

時間に余裕があったため、朝から一人で映画館へ向かった。目当ては封切り間もない『AVATAR』最新作「FIRE AND ASH」だ。上映時間は約3時間。上映前の「携帯の電源はお切りください」という注意映像まで含めれば、拘束時間は3時間半を超えるだろう。家族を連れて行く案も頭をよぎったが、途中退席せず最後まで鑑賞するのは現実的ではない。一人で行くことにした。

正直に言えば、第一作を観たときほどの衝撃や感動はなかった。それでも十分に楽しめた。後悔はない。予想どおり終盤には尿意に襲われたが、席を立つことなくエンドロール終了まで耐え切った。

いつもなら、帰宅後まだ明るいうちから一人シャンパンファイトを始め、妻から冷ややかな視線を浴びていただろう。だが昨年の年初同様、今年もDRY JANUARYをやり切ると決めている。ここは我慢だ。ノンアルコールビールで喉を潤す。微量のアルコールが含まれている事実には、あえて目をつぶる。

2月1日は日曜日。
その日は、朝から飲む。

酒解禁

2/1(水)午前1時半頃、自宅に到着。

家族は既に寝ている。静寂に覆われた家。忍び足で台所へ向かい、どのグラスを今宵の相棒とするかについて黙考。

炭酸が抜けにくく、シャンパンの微細な味わいを長時間楽しむことができ、且つ香りを集め、その味わいを集中させる役割も果たす細い開口部を持ったフルート型。または、断酒開始前、愛用していた脚が無いステムレス型。

ステムレス型グラスに決める。今の高まった私の興奮度合いを鑑みた際、繊細な扱いが必要なフルート型グラスでは少々心もとない気がした。

冷蔵庫の奥底へ潜ませてあったシャンパンボトルを手に取る。よく冷えている。ナイス。

グラスへ注いだ金色の液体を体へ流し込み、目を閉じる。。得も言われぬ幸福感が頭頂部から足の先まで駆け巡る。

しかし、その数秒後、ふと思う。この幸福感は、一か月の断酒から解放されたという事実に対し発生した感覚であって、純粋に酒そのものから得られたものではないのではないだろうか。

二杯目を口にする。一杯目に感じた程の気持ちの高まりはない。でも美味い。

時計の針が午前3時を指そうとする頃、ボトルが空になる。ほろ酔い。

この一か月の断酒期間。私の中の「何か」に劇的な変化を求めるは、あまりに短いものだったのかもしれない。だが、飲酒時に私が感じていた幸福感が、「酒そのものから得られるもの」なのか、それとも「酒を飲むという行為自体から得ていたもの」なのか、ということを考えるきっかけに、今回のDry Januaryがなったのは間違いない。

明日以降の私の飲酒生活習慣。去年とは少し違ったものになりそう、なんてことを思いながら床に就く。

Dry January

年末、飲み過ぎてカウントダウンすること叶わず、家族の輪から離脱。。年明け初日は二日酔いスタート、をきっかけに一か月期間限定の断酒実施中。今日で断酒27日目。

毎日飲んでいた生活から、一気に何もなくなるのは流石に厳しいと思い、あまり好きではなかったノンアルコールビールに手を出す。0.5%までのアルコール含有であれば、ノンアルコールビールとして呼んでよいルールになっているらしい。今回手を出したノンアルコールビール、Heineken 0.0。ネット情報によると、本当にアルコール成分含有ゼロ、とのこと。本当…??

以前、缶に入ったものを試した際、なんともいえないガス臭を感じ、ケース買いしたものの一本しか飲まず、知人に譲ったことがあった。しかし、断酒期間中に外食をした際、レストランで瓶入りHeineken 0.0を飲んだ際、ガス臭は一切感じず、まるでアルコール入りの本当のビールのような味とのど越し。その日以来、我が家の冷蔵庫レギュラーメンバー入り。

1月も残すところ4日。家族は皆一同口をそろえて、酒を飲んでいないおっさんが良い、とのこと。酒を飲むと、素行が荒々しくなり、いびきもうるさいのだそう。

2月1日になった瞬間、シャンパンを流し込む気満々なのだが。。どうしよう。。

2024 年の瀬

2022年後半から2024年年末、激動の一年半。

とても酸い状況に陥ったにも関わらず、変わらず寄り添い、支え続けてくれたパートナーに感謝。この先一生足を向けて寝られません。

お尻に肛門という穴が開いていることを発見し、目をキラキラさせていた息子。最近は忍者タートルズに夢中。ナイキのエアージョーダンが欲しい等といっちょ前な要求をするまでに。そして、見るものすべてが欲しくなってしまう我が娘。

おっさん、頑張ります。

トマト

六月十九日。

「パパ、ここにトマトあるよ!」そう言って息子が指差す先にあるの自身の隠部。息子、三歳の誕生日目前で、睾丸の存在を発見。キラキラした目で、誇らしげ。且つ、興奮した様子。日々新たな発見。大人の階段登っているね。

父の日。午前中自前散髪を済ませ、以前からやってみたかった、衣服の色染めを実施。事前に買っておいた黒色の染料、お湯、塩をプラスチックバケツに投入。続いてカーキ色の帽子、白色タンクトップを投入し、かき混ぜ続けること約一時間。黒染め完了。乾燥後の仕上りが気になる。色落ち防止剤を使えば良かったかもしれない。

昼前近所の農場へ皆で出かけ、散歩に写真撮影。そして娘の要望によりアイスクリーム屋へ向かう。息子、車中にて寝落ち。妻娘をアイス屋でドロップし、私はお昼寝中の息子と車中で留守番。早く帰って涼しい部屋で酒でも飲んでまったりしたい。

酒日和

穴が空いてる

五月十七日。

夕方、そろそろ今日の仕事の仕上げに取り掛かろうとしている最中、妻より連絡が。指を深く切る怪我をしたため、直ぐに帰ってきて欲しい、とのこと。電話越しに娘の怯えた声も聞こえた。急いで家に戻る。

家に到着。妻、娘息子を連れ、近所のUrgent Careへ。妻、親指を五針縫ってもらう。手際よく処置してくれたお医者さんに感謝。

帰宅する車中にて息子寝落ち。息子を寝床へ運び、妻娘、おっさんの三名で晩飯を軽く済ませる。

夕食後、妻より息子の発見について聞かされる。

昼間、オムツを脱ぎ捨てた息子が、自身のお尻に穴が空いていると妻に報告してきたらしい。未知との遭遇。肛門の発見だ。息子よ。君の大便は、いつもそこから出てくるんだぞ。よく覚えておきなさい。

息子の頭

五月一日。

家族総出で出かける準備をしている最中、息子が車の側で不穏な動きを見せる。

小石を手に車に彫刻アート。

瞬間湯沸器のごとく、頭に血が上り、息子の頭を右手の指三本で叩いてしまう。

息子、大泣き。妻、娘から車がそんなに大事なのか、と罵られる。出発前、息子に謝罪する。

目的地へ向かう道中、右手の指三本に残った嫌な感触に悶々とする。自分の懐の狭さに嫌気がする。

自分の理解出来ない行動を、家族のみならず会社の人間がとっていた際、直接的に「何故そのようなことをしているのか。」と聞いてしまう。先週も、最近部下となった元同僚に、同じ調子で尋ね、刺々しいリアクションを取られてしまった。妻にもそのことについて話をしたところ、参考になるフィードバックが。

私に「何故?」と言われると、全てを否定されているように聞こえるらしい。まずい。

私は単純に理解出来ない行動をとっている相手に対し、理由を聞き、その言動の源は何なのか理解したいという思いから発する「何故?」なのだが、相手はそのような単純な問いではなく、攻撃的な問いとして捉えられてしまっていた模様。

年上の部下。取扱が難しい。私はおっさん。しかし、その方からすると、いつまでたっても私はひよっこなのかもしれない。そんな奴から、マイクロマネージメントちっくなアプローチを受けたら、苛立たしいかもしれない。

状況を俯瞰的に捉え、余裕をもった対応を取れるようなりたいが、なかなか難しい。明日からまた一週間始まる。気が重い。

小さな靴

四月四日。

週末にお邪魔した同僚の家。息子の靴を忘れて帰宅。今朝出社した際、受け取り、そのまま仕事終まで机の脇に置いてあった。

あれやこれやと処理していたら、あっという間に19:00過ぎに。ゴルフ話に花を咲かせている上司を尻目に、後片付けラストスパート。パソコンの電源を落とし、紙袋入った息子の靴を手に会社を後にする。エレベーター待ちの間、ふと紙袋入った小さな靴を覗き見る。二歳児の靴。一丁前に自己主張をする最近の息子。履くタイプのオムツにグレードアップしても、まだまだガッツリ子供時代。娘ちゃんもこんな時があったと思うが、はっきりとは思い出せない。

娘息子の寝息をBGMに、就寝前僅かばかりのme time。